就活で最低限やっておくべきことは?効率よく最低限の動きで就活を成功させる方法

企業の採用活動は、年々短くなっています。短期決戦の傾向が強くなっているため、少しでも早く就活の準備を始めることが重要なのです。

ここでは、効率よく就活を進めて成功を勝ち取るために、最低限やっておくべきことを紹介します。

最初に「やることリスト」を作成する

最初に「やることリスト」を作成する

まずは、就活の大まかな流れを把握して、しっかりと計画を立てましょう。行き当たりばったりの行動では、今何をすべきなのか、大切なことを見落としてしまうかもしれません。ギリギリになって慌てないためにも、就活が本格化する前の余裕がある時期に、やることリストを作成します。

「いつまでに何をするのか」を、日程順に箇条書きにしていくのです。やることリストがあれば、就活でやっておくことが明確になりますし、次にすべきことが一目でわかります。完了した項目にはチェックを入れていき、チェックがたくさんつけばつくほど、それだけ行動をしたという証にもなり自信につながるでしょう。

計画を立てるポイントは、予定をつめこみ過ぎないことです。やることがあまりにも多すぎては、時間に追われて余裕がなくなってしまいます。就活中は、急な予定変更がある可能性も考えられますので、日程にゆとりのある計画を立てましょう。

基本的な就活のスケジュールは、自己分析や業界研究に始まり、エントリーシート(ES)の提出、選考、面接、内定といった流れです。2017年卒からは、6月に選考活動がスタートするようになりました。採用広報解禁はそれより前の3月なので、2月までに準備を終えておくことが理想です。

やることリストをうまく活用して、効率的に就活を進めましょう。

自己分析をする

自己分析というと、難しく感じる方もいるでしょうが、要するに「自分のことを知る」作業です。どんなことに興味があるのか、得意なことは何か、どのような価値観を持っているのか、など自分がどういう人間なのかを深く見つめ直します。ポイントは、今までやってきたことを振り返ることです。

学生生活やこれまでの経験を通して、「何を学んだのか」「なぜその経験を選択したのか」「具体的にどんな経験をしたのか」など、思いつく限り書き出してみましょう。ある共通点が見られたり、成長の過程が感じられたり、何かしらの発見があるはずです。

自己分析をすることで、自分の強みや能力が明確になり、それはESや面接でアピールする材料になります。

自己分析をするうえで、他者の意見を参考にすることも有効な方法です。自分の長所や強みなどは、意外と自分では気づいていなかったりもします。長年交流のある友だちや家族から見て、自分はどのように映っているのかを聞いてみましょう。

予想外の意見が飛び出すかもしれません。自己分析では、先入観を持ち過ぎないことも大切なポイントです。さまざまな角度から自分を振り返って、これから先の人生をどのように歩んでいきたいのかを決めていきましょう。

業界・職種研究をする

業界・職種研究をする

自己分析によって自分の興味や価値観がわかったら、それをどんな仕事で活用できるのか、業界・職種研究をしていきます。業界とは、事業の種類のことで、日本標準産業分類では工業・漁業・建設業といった18種類に大別されています。

業界研究のポイントは、先入観を排除して、できるだけ多くの業界を調べることです。しっかり調べてみたら、今まで抱いていたマイナスイメージとは異なる業界があるかもしれません。この段階で可能性を狭めてしまわないためにも、幅広い視野をもって業界研究を行いましょう。

業界についてある程度わかったら、職種の研究をします。職種とは仕事の種類のことで、例えば、事務・営業・人事などがあげられます。世の中には数え切れないほど多くの仕事があるので、職種ごとの仕事内容を理解して、自分の希望する職種を絞っていきましょう。

ただし、同じ職種であっても、各企業によって仕事内容や求められる能力は異なります。この違いは、次の志望企業をリストアップする過程で、きちんと確認するようにしましょう。

志望企業をリストアップする

進みたい業種や職種の方向性が定まってきたら、エントリーしたい企業をリストアップしていきます。企業のホームページなどを見て、事業内容や待遇などをチェックしてみましょう。どんな人材が活躍しているのか、教育制度は充実しているかなど、実際にその企業で働くことを想定して細かく確認していきます。

ひとつ注意点としては、知名度の高い企業や大企業ばかりに限定しないことです。一般に知られる有名企業ではなくとも、いわゆる優良企業はたくさん存在します。業界・職種研究と同じように、幅広い視野で見て、興味のある企業をリストアップしてください。それが、就活の幅を広げることにもつながります。

ESや面接では、志望動機を必ず確認しています。「同じ業界の中で、その企業を志望するのはなぜか」をきちんと答えられるように、その企業の強みや差別化のポイントを念入りに調べましょう。

また、調べていくうちに、想像していた企業とは違うことに気づくこともあります。同じ業界であっても、事業内容や規模は異なりますし、社風や待遇もさまざまです。「この業界はこうだ」という先入観にとらわれずに、時間の許す限り、自分の価値観にマッチする企業を探してみてください。

OB訪問をして情報収集する

志望する業界や企業のOBを訪問して、書類選考や面接に役立つ情報を教えてもらいましょう。OB訪問は、企業のホームページに記載されている情報だけではわかりづらい、職場の雰囲気や社員の人となりを知ることができる絶好の機会です。

会社説明会では、企業の良い面ばかりが紹介されがちですが、OB訪問では悪い面も聞けるかもしれません。「イメージと違っていた」という入社後のミスマッチを防ぐためにも、可能ならばデメリットについても聞き出してみましょう。

他にも、志望動機に必要な情報を収集できるというメリットもあります。OB訪問は、現役社員からリアルな情報を聞けるので、業界や企業についてさらに深く知ることができます。

その企業で働く将来の自分の姿が、より鮮明にイメージできるようになるのです。そして、仕事で忙しい中、自分のために時間を作ってもらうのですから、事前の準備は欠かせません。貴重な時間を有意義に使うためにも、あらかじめ質問する項目を考えておきましょう。最後に、OB訪問の後は、お礼のメールを必ず送ります。

自己PRと志望動機を作成する

自己PRと志望動機を作成する

自己PRは、自分の長所や強みをまとめたものです。ESや面接で自分の良さをアピールするためにも、自己PRは欠かせません。具体的なエピソードを交えながら、長所や強みとしてアピールしたいことを書くのが効果的です。

そして、その長所や強みによって、企業でどのように活躍できるのか、採用担当者がイメージしやすいように表現を工夫しましょう。また、自分の言葉で表現することも重要なポイントです。書籍やインターネットによくあるような文言は、採用担当者も把握しています。どこかからコピーしてくるのではなく、自分自身の言葉できちんと伝え、採用担当者の心に残るような自己PRを目指しましょう。

志望動機は、その企業に入社したい理由をまとめたものです。ESや面接で、自己PRと合わせて必ず聞かれます。企業は、近い将来活躍して企業に貢献してくれる人を採用したいと考えています。

高い能力があっても、やる気がない人は必要ありません。そのため、志望動機によって、企業への熱意を確認したいわけです。それを踏まえて、志望動機に盛り込む内容は次の2つです。

まずは、これから成し遂げたいことを伝え、そう考えるに至った経緯を伝えます。次に、その企業でなければならない理由を伝えることで、熱意を示すのです。OB訪問の際に収集した、現役社員のリアルな情報を最大限に活用しましょう。

筆記試験対策をする

ESや履歴書などの応募書類が通過すると、選考に進むことになります。いきなり面接ではなく、適性検査からスタートするケースが一般的です。適性検査は筆記試験で行われ、言語・非言語・性格適性の主に3種類に分けられます。

言語は語彙力や文章読解力を問うもので、非言語は計算力や論理的な思考能力を測ります。言語も非言語も、社会人に必要とされる基本能力を有しているか、確認するための試験です。業界によっては、英語や時事、作文などの出題もあります。ある程度は問題がパターン化されているので、事前に過去の出題傾向を調べておきましょう。

3つ目の性格診断は、「どんな人物なのか」「どのような仕事に向いているか」など、人となりを把握するために行われるものです。性格診断によって、自社の社風に合った人物を見極めたいと、企業は考えているようです。性格は人それぞれ異なりますから、性格診断に正解はありません。

重要なことは、自分の気持ちに正直に、自信を持って答えることです。性格診断では、同じ内容の質問を、問い方を変えて何度も問われます。どこかで矛盾が生じれば、嘘をついているのではないかと企業は訝しく思います。深読みせずに、自分の考えに合った回答を素早く選びましょう。

面接対策をする

面接のスタイルは、企業によってさまざまです。代表的なものでは、個人面接・集団面接・グループディスカッションがあげられます。個人面接は、面接官1人もしくは複数と、学生1人で行われます。集団面接は、複数の学生が同時に参加するものです。

グループディスカッションは、学生同士が指定されたテーマに沿って自由に議論を交わします。自己PRや志望動機はしっかり準備しているはずですから、面接官に質問されてもスムーズに答えられるでしょう。しかし、それ以外にも、さまざまな質問が面接官から飛んできます。

予想外の質問にうまく対処するには、場慣れすることが必要です。面接は、回を重ねれば重ねるほど、スムーズに受け答えできるようになります。最初は緊張するかもしれませんが、場数を踏むことで上達していきますので心配はいりません。学校内で行われる模擬面接を活用したり、実際に企業の面接に参加したりして、質問の傾向をつかんでいきましょう。

計画を立てることが大事

新卒の就活は、ほとんどの学生が同じ条件でスタートします。少しでも有利に就活を進めるためには、やるべきことを効率よく進めていくことです。そのためには、就活全体のスケジュールを把握して、まずは計画を立てることが重要です。

就活が本格化する前に計画を立てて準備を進めておけば、時間にも気持ちにも余裕を持って本番を迎えることができます。今回ご紹介したポイントを参考にして、効率よく就活を進めていき、ぜひ内定を勝ち取ってください。

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