就活写真は重要?履歴書証明写真で押さえておくべき5つのポイント

企業の採用担当者が最初に応募者の顔を見るのは履歴書の証明写真です。第一印象がその人の評価に影響することは心理学でも証明されており、少しでも就活を優位に進めるためには好印象を与える証明写真が不可欠です。

この記事では、証明写真を撮る際に押さえておきたいポイントについて解説していきます。

ヘアスタイルは清潔感が大切

就職活動の証明写真でもっとも大切なのは「清潔感」です。

ヘアスタイルは清潔感を大きく左右するため、十分に気を配ることが必要です。男性の場合は、適度に短くカットすることが基本といえます。具体的には、「前髪は眉毛にかからない」「耳が隠れない」ということを基準に考えればよいでしょう。過度に短くする必要はなく、事情がない限り坊主などは避けることが無難です。

また、ツーブロックやソフトモヒカン、パーマなども就活の面接には不向きです。学生時代に髪を染めていた場合は、自然な色に戻しておくことも必要です。スタイリングも手抜きはできません。ワックスやジェルなどでスーツに合うようなスタイリングにすることがポイントです。決してカジュアルな雰囲気にならないように注意することが大切です。

女性の場合、髪の毛の長さはあまり関係ありません。しかし、「顔がしっかり見えること」が大前提です。前髪が長い場合は、横に流したりピンで留めるなどの対策が必要になります。

眉毛が完全に隠れてしまわないように注意しましょう。耳についても同様です。ピンなどで留めても耳にかかってしまうような場合は、思い切って髪の毛を後ろで結んでしまうのが手っ取り早く確実な方法です。証明写真では写らないかもしれませんが、髪を結ぶ際は目立たない色のヘアゴムを使うのが基本です。

実際の面接なども使えるように、黒や紺色などのものを用意しておきましょう。その他のヘアアクセサリーは使用しない方が無難といえます。また、男性の場合と同様、髪の毛を染めている場合は元の色に戻しておくことが必要になります。

好印象を与える表情は

採用担当者は、証明写真を見て「この学生はどういう人物なのか」を無意識に考えます。その際に判断の材料となるのが学生の表情です。

証明写真というと、無表情だったり硬い表情の人をする人が少なくありません。しかし、履歴書の証明写真は自分をアピールする貴重な機会のひとつです。できるだけ採用担当者に好印象を与えるように工夫することが大切です。

特に大切なのが「目元」です。男性の場合、目元がどんよりとしていると「覇気のない人物」という印象を与えてしまいます。しっかりとした意志が伝わるように、強めの目線を心がけましょう。

ただし、カメラを睨みつけるような表情では逆効果です。鏡を見ながら練習してみることも大切です。女性の場合は、目元のメイクとの兼ね合いもあるので注意が必要です。強めの目線に加え、少し優しい表情を心がけた方が好印象です。

表情を引き締めるためには、口元にも気を配ることが大切です。男女とも、口角を適度に上げることで好印象を与える表情をつくることができます。ただし、やり過ぎると不自然な笑顔になってしまいます。

ぎこちなさをなくすためには、ある程度練習をしたほうがよいでしょう。また、活気のある表情を写真で撮るためには、アゴを引くことが基本です。しかし、アゴを引きすぎると上目づかいになってしまうので注意しましょう。

どうしても表情が不自然になってしまう場合は、姿勢をチェックしてみることが必要です。証明写真がうまく撮れないと悩んでいる人は、無意識に「猫背」になっているケースが少なくありません。背筋を伸ばすだけで解決することが多いため必ずチェックしてみましょう。

また、「左右の肩の高さ」も大切なポイントです。自分では気付かないことが多いため、スマートフォンのカメラなどでチェックしてみることが必要です。

メイクやヒゲにも注意

証明写真における女性のメイクは、プライベートのものとは大きく異なります。特に顔の印象を大きく左右する「眉毛」には注意が必要です。基本となるのは「自然な形」の眉毛を描くということです。可能な限り、元の眉毛の形を活かして描くことがポイントです。

また、眉毛の太さにも注意が必要です。細すぎる眉毛は気難しい印象を与えてしまいます。おおよそ5ミリ以上の太さが就職活動の場では自然ですが、太すぎたり濃すぎたりすると派手に見られてしまうので、ほどほどのポイントを探しましょう。パウダータイプとペンシルタイプのアイブロウを併用することが自然に仕上げるためのコツです。

口紅も派手すぎるものは避けることが無難です。口紅を選ぶ際のポイントは「スーツに合うかどうか」になります。ツヤ感を強調するものは避け、マットな質感のものを選ぶようにするのがよいでしょう。

また、店頭で可能な限り試し塗りをしてみることも大切です。口紅は見た目の色と、実際に塗ったときの発色はかなり違うからです。あまり神経質になる必要はありませんが、健康的な印象を与える口紅を選ぶことが大切です。

男性の場合、「ヒゲ」の処理に気を配る必要があります。ヒゲは見た目の清潔感を大きく左右するため、剃り残しなどには注意が必要です。ヒゲが濃い人の場合、証明写真の撮影時間を考えてヒゲを剃ることも必要です。

もみ上げ付近の毛も清潔感を大きく損ねます。ファッションで伸ばしている人もいるかもしれませんが、就活の場では適切ではありません。きちんと処理をしておきましょう。

服装や身だしなみにも気を配る

証明写真を撮る際の基本ですが、スーツの着こなしや身だしなみを今一度チェックしてみましょう。

男性の場合、ネクタイが曲がったまま写真を撮ってしまう人がいます。極めてだらしない印象を与えてしまうため、絶対に避けなくてはいけません。同時に、首元が緩んでいないかもチェックすることが必要です。また、スーツそのもののサイズが合っていない場合もあります。サイズが大きすぎないかも確認しておきましょう。

ネクタイの色は慎重に選ぶ必要があります。「どのような自分を演出したいのか」によって選ぶべき色が異なってくるからです。

例えば、「知的・勤勉」をアピールしたいのであれば「青(紺)」、「情熱的」な自分を演出したいのであれば「エンジ」を選ぶといった具合です。ただし、あまりに奇抜な柄や派手な色は避けるべきです。

女性の場合も、ブラウスの胸元が開いていないかなどをチェックしておく必要があります。一般的に第一ボタンは開けていてもよいとされていますが、証明写真の場合は全てのボタンを留めておいたほうが無難といえます。

特に「スキッパーシャツ」の場合は第一ボタンが低い位置にあるため、留めることが基本となります。また、撮影の際は、髪型などに気を取られてスーツの歪みに気付かないというケースもあるので注意が必要です。

同様に、シャツの襟が曲がったりシワになったりしていないかも確認しておくことが大切です。

撮影はプロに任せることが大切

履歴書の証明写真は、写真屋でプロに撮ってもらうことが大切です。

よほど緊急の場合を除き、スピード写真で撮ったものは避けるべきです。ほとんどの就活生が写真屋の証明写真を使っているため、スピード写真は「手抜き」という印象を与えてしまいます。そもそも機材などが全く違うため、プロに撮ってもらった方が写りが圧倒的に良くなり、採用担当者へ第一印象が大きく異なってきます。カメラやレンズなどが複数用意されており、証明写真として最適な一枚を撮ってもらうことができるのです。

写真屋で撮影をする場合、姿勢なども細かくチェックしてもらうことができます。ネクタイの曲がりやスーツの歪みなど、服装の乱れはまず見逃しません。

被写体の印象をいかに良くするかということに熟知しているため、顔の角度など、ひとりひとりに合ったアドバイスをしてもらうこともできます。光の加減なども考慮して、就活生のもっとも良い表情を引き出して撮影をしてくれます。

写真屋での証明写真の撮影には、加工をしてもらえるというメリットもあります。もちろん不自然に顔の形を変えるということではなく、肌の色合いや髪のツヤなどを均一に整えたりして被写体の印象を良くするような加工です。自分を偽るのではなく、自分の良さをそのまま引き出してくるのがプロの写真屋の加工技術です。

また、コストの面でも写真屋での撮影が有利です。たしかにスピード写真は一回あたりの料金は安く済みますが、就活ではかなりの枚数の証明写真が必要になります。

昨今の就活は「売り手市場」といわれていますが、実際は人気企業をめぐって激しい競争が繰り広げられています。数十社にエントリーする学生も珍しくありません。

その都度スピード写真を撮っていたのでは、コストも手間もかなりのものになってしまいます。そういった点を考えると、はじめから写真屋で撮影をしておくことが賢明な方法といえます。

好印象を与えて就活を優位に進めよう

このように、証明写真を撮る際に押さえておきたいポイントは多岐にわたります。

一度に全てをカバーするのは簡単ではないかもしれません。しかし、履歴書の証明写真は採用担当者の第一印象を形成するという役割を担っているため、就職活動において極めて重要な存在となります。そのため、労を惜しまずにこれらのポイントをおさえることが大切です。

特に書類選考の段階では、証明写真が就活生の顔を知る唯一の資料となるのです。少しでも好印象を与える写真を撮ることで、就職活動を優位に進めていきましょう。

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