内定採用率上昇?就活で知って得する心理学15選!

面接では話す内容以外にも、外見や仕草など様々な要素が見られています。それには面接官本人達が気付いていない心理効果が働いていることも少なくありません。

心理学のテクニックを知ることで、面接を有利に進めていきましょう。

面接が始まる前の対策

面接が始まる前の対策

面接ではとにかく第一印象が大事になります。これを裏付けるものとして「メラビアンの法則」という言葉を覚えておきましょう。これはアメリカで提唱された法則で「人の第一印象は、外見55%、話し方38%、話の内容7%で決まる」というものです。

勘違いしがちですが、こちらが一生懸命話しても面接官は7%しか聞いていない、ということではありません。外見や話し方などで印象を良くしなければ、話を聞こうと思ってもらえないということです。髪形や服装を整えることは面接試験では当然のことですが、心理学的な面から見ても非常に重要であることがよく分かります。

第一印象については「初頭効果」という心理学理論も知っておくのがおすすめだとされています。これは「人間の認識は第一印象に左右されやすく、一度印象が決まってしまうとなかなか変わることがない」というもので、初めて会った時の印象がその後の評価を分けてしまうということです。

面接を受ける上で外見を整えることはもちろんですが、これに加えて自分が他人から見てどんなふうに見えているかチェックしておくといいでしょう。

軽い印象がある人は眼鏡をかけて知的に見せる、暗い雰囲気に見えてしまう人は逆にコンタクトにして活動的に見せるなど、自分に合った対策を取ることが大切です。

第一印象を良くすることができれば面接官に「ハロー効果」が起こります。ハロー効果は心理学効果の1種で、「人間は物事の評価を決定するとき、それが持つ特徴的な一面によって評価を大きく変えてしまう」という現象のことです。

髪がボサボサ、シャツもしわくちゃで俯きがち、という人は、面接の場では話す前からマイナス評価を下されていることが少なくありませんが、これはマイナスのハロー効果によるものなのです。

逆に見た目や言葉遣いでいい第一印象を与えることができれば、プラスのハロー効果によって面接を有利に進めることができるのです。

面接中に使える心理学

面接の最中に使うことができるテクニックもたくさんあります。覚えておきたいのが「マジックナンバー」と呼ばれる心理学の法則です。

これは「人間が最も理解できるのは『3』である」という考え方のことで、項目を3つ以下にすることで素早く正確な情報処理が行える人間の頭の性質を表しています。

箇条書きや項目分けでも数を3にすると理解してもらいやすいと言われているのです。面接では「あなたの長所は何ですか?」という質問がよく飛んできますが、アピールしようとダラダラ項目を並べてしまうのは逆に印象が悪くなってしまいます。

複数例を挙げる場面では、3以下に絞って説明するクセを付けておきましょう。

話す速度に関しても、心理学的な研究が行われています。話す時のスピードをゆっくりにすることで、相手に伝わりやすくなるというものです。

更にゆっくり話すことは、テーマを重要だと思わせ相手に信頼感を与えることにもなります。面接は緊張してしまうのでいつもより早口になってしまう、あるいはたくさんアピールしようと早く話してしまうという人も多いですが、たくさん話しても相手に伝わらなければ意味がありません。

1つ1つの言葉に重みを置くように、落ち着いて話せるように練習しておきましょう。

人間は「ネガティブなことは少ししかない」と説明されるよりも「ポジティブなことの方が多い」と説明される方を選択しやすいという習性があります。

これは「フレーミング効果」と呼ばれるものです。「成功率90%」と「失敗する確率10%」は全く同じ事実を言っていますが、ポジティブな印象を受け取ることができる前者の方を選ぶ人が多くなるのです。

つまり同じ内容であっても、伝え方を変えることで相手に抱かせる印象を大きく変えることができます。

ただし、ポジティブな面だけを強調するのは逆効果です。人間はポジティブなことだけを見せられると、逆のことを考えて鵜呑みにしないようにするという習性があります。

活発で明るい性格を強調するだけでは、「調子に乗りやすい人なのでは」「周りに気を使わないのでは」と逆の印象を与えてしまうことになるのです。

これを避けるためには、ポジティブな部分だけではなくネガティブな要素を見せるようにします。これを「両面提示」といい、プラスとマイナス両方の面を見せることで相手からの信頼を勝ち取ることができます。

もちろんここで提示するネガティブ要素は、挽回可能な軽いものにしておくことが大切です。

面接では最後に「何か質問はありますか?」と聞かれることが非常に多いですが、ここも心理学的なテクニックが登場できる場面です。

「ピークエンドの法則」と呼ばれる理論では「人間は感情が最もピークになった部分と、どういう風に終わったかという部分で全体の印象を決める」という記憶の法則が提唱されています。

面接が最も盛り上がる場面、というのはなかなか自分では操作できませんが、最後はコントロールすることが可能です。

最後に志望度の高さやる気をアピールすることができれば、面接官への印象はぐっと増します。最後のアピールポイントとして活用していきましょう。

態度に表れる心理学

人間は自分と同じような態度を持つ人に好感を持ちやすい、という心理学の実験結果があります。これを「態度の類似性効果」と言います。

相手が腕を組んでいるときに、自分も腕を組んでみせると、不思議なことに好感を持ってもらえるのです。

もちろん面接で面接官の動きを逐一真似する訳にはいきませんが、態度の類似性効果は視覚的な部分ではなく聴覚から入ってくる情報にも適用されます。

つまり面接官の言葉のスピードやトーンに合わせることで、好印象を与えることができるようになるのです。

面接の場では緊張しているもの。面接官を敵のように感じてしまうのも仕方ありませんが、できるだけこちらが面接官に好意的に接する必要があります。

人間は他人からなにかしてもらったとき、お返しをしなければならないという心理が働きます。これを「返報性の原理」と言います。何かしてもらうとは、好意的に接することも含まれます。

すなわち入社希望者が笑顔で好意的な態度を示すことで、面接官の側も希望者に好感を持つようになるのです。

目線などに注意することも必要です。緊張のあまり手元ばかり見ていては、相手に良い印象を与えることはできません。

人間は自信があるときや相手を説得したいときは、相手の目を見るという習慣があります。逆に自信がないときは相手から目線を反らします。

つまりいくら内容を練っていても、視線がずれていては面接官に伝わらなかったり、自信がないように思われる可能性があるのです。なるべく面接官の目を見て、説得力を持たせて話すことを心がけましょう。

心を整えるための心理学

特に志望している企業の面接では、とにかく緊張してしまうものです。そんなときは「心の客観効果」というテクニックが役立ちます。

自分の中にある感情を第三者目線で意識することで、その感情を鎮めることができるというものです。これはスポーツ選手など大舞台で活躍している人にも活用されている方法です。

面接前に緊張してしまったときは「緊張している自分」を俯瞰で見てみましょう。落ち着いて面接に臨めるようになるはずです。

面接前の緊張を解くには「パワーポーズ」も役立ちます。どんな場面でも堂々としていて緊張していないように見える人がいますが、その人の仕草を真似るだけで自然と自信が湧き、緊張をほぐすことができるのです。

人がいるところでやると目立つので、トイレなどでガッツポーズや仁王立ち、頭の後ろで手を組むなど、体を開いて自分を大きく見せるポーズを取ってみましょう。

このパワーポーズはストレスホルモンの減少と男性ホルモン増加という科学的根拠も報告されている方法です。

就活が上手くいかないと気分が沈んでしまうもの。そんな落ち込んだ状態で面接に臨んでも表情や声が暗くなってしまい、また失敗してしまうという悪循環になってしまいます。

ストレスで物事が上手く運べないときは「認知的効果」という理論を用いましょう。ストレスとはそれをどう受け止めるかという点が重要なので、ストレスが降りかかってきたとしてもポジティブに受け止めることでマイナス要素を軽減することができる、という理論です。

無理矢理にでもポジティブに考えることでも働くので、重く受け止めがちな人も一度試してみましょう。

就活によるストレスが溜まっているときは「ディストラクション効果」を用いるのもおすすめです。これは習慣と異なる行動を取ることで、一方向に向かっていた心の方向が分散されるというものです。

就活に集中することは大切ですが、就活の事ばかり考えていても気分が滅入ってしまうもの。そんなときは普段行かない場所に出かけてみたり、やらないスポーツに挑戦してみたりすることで、嫌な気持ちを分散することが可能です。

気持ちが切り替わったら、また新たな気持ちで就活に励みましょう。

心理学を味方にしよう

心理学には面接に使える理論が数多くあります。好印象を与えるためのものから、自分を落ち着かせるためのものまで種類は様々なので、必要に応じて選択していきましょう。場面に合わせて上手く活用することができれば、心強い味方になってくれるはずです。

いきなり本番で使うのは難しいので、まずは日常生活でさりげなく実践してみるのがいいでしょう。ただしあくまで補助的なものなので、理論に振り回されないように注意する必要があります。

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