就活の時事問題で最低限に押さえておくべき時事問題!

「井の中の蛙大海を知らず」ということわざがあるように、毎日、限られた範囲だけに目を向けていたのでは、視野は広がっていきません。

視野を広げるためには、時事問題に関心を持つことが必要です。

時事問題を押さえるポイントと知っておくべき時事問題を紹介します。

新聞を読むことが、自分の目を社会に向ける基本になる

新聞を読むことが、自分の目を社会に向ける基本になる

時事問題に詳しくなるためには、朝の出掛ける前や通学時間など、一定の時間を確保して、新聞を読む習慣を身につけることが重要です。

新聞には政治面、経済面、国際面、産業面、社会面、スポーツ面などがあり、情報が満載です。すべてのページを読むのは大変なので、最低限主な記事や見出しには目を通すようにしましょう。

毎日の積み重ねは、長い時間が流れると大きな差となってあらわれてきます。時事問題に目を向けているかどうかは新聞を読んでいるかいないかで決まる、と言っても過言ではありません。

世の中の大きな流れや出来事を万遍なく知ることができるのは、何といっても新聞だからです。新聞を読まなくても、テレビ、ラジオ、インターネットなどで情報を得ることはできますが、新聞ならではの優位性や活用方法があります。

テレビやラジオと異なり、読み返すことができますから、時間のあるときに見直したり、スクラップしておいて、あとで役立てることができるのです。

また、読者の投書欄からは、若い人からお年寄りまで、さまざまな考え方や感じ方を学び取ることもできます。

特定の情報検索に有効なインターネットに対して、新聞は幅広い判断材料を日々提供してくれる、とても有効なツールだと言えます。

時事問題を深堀りしよう

時事問題を深堀りしよう

では就活生は実際に、どのような時事問題を押さえておけばよいのでしょうか。

まずは、沖縄問題です。沖縄に関することが新聞に掲載されない日はありません。

そのため、基地問題や県知事の考え方に関することが、グループディスカッションの議題として取り上げられることがあります。

普天間飛行場や辺野古のこと、全都道府県にある米軍施設の面積のうち沖縄県に存在する米軍基地の面積が約70%を占めていることなどは、最低限理解しておきましょう。

また、沖縄の歴史についても詳しくなっておくとためになります。1951年に締結された日米安全保障条約で米軍の日本駐留が認められました。

同時期に締結されたサンフランシスコ平和条約では、沖縄県が本土と切り離され、統治を米国が行うことになりました。

その後、返還が実現したのは1972年です。こうした歴史を踏まえたうえで、返還当時の総理大臣であった佐藤栄作首相が「非核三原則(核兵器を持たず、つくらず、持ち込ませず)」を提唱し、それが1974年のノベール平和賞の受賞につながったことまで把握しておけば、時事問題に関心が高いことをアピールできます。

もうひとつ押さえておきたい時事問題は、自然災害に関することです。

特に日本では大きな地震が多発しています。それぞれの地震の被害の大きさや復興状況については最低限目を向けておくことが必要です。

さらに地震が発生するメカニズムまで理解することで、一目置かれるかもしれません。

具体的には、地球の表面はプレートと呼ばれる板状の岩石で覆われていて、それがマントルの動きと連動してちょっとずつ移動しています。

日本列島の下に海洋プレートが沈んでいき、それに引きずられるようにして大陸プレートも沈んでいき、ゆがみが生じます。このゆがんだ部分が沈む前の状態に戻ろうとして上昇するときに地震が発生するのです。

地震の揺れには2種類あり、最初にくる小さな揺れが「初期微動」で、後からくる大きな揺れが「主要動」です。

初期微動を伝える波をP波、主要動を伝える波をS波、P波が到着してからS波が到着するまでの時間を初期微動継続時間と呼びます。P波とS波は同時に発生しますが、P波のほうが速いスピードで伝わり、先に観測地点に届きます。

緊急地震速報は、このP波とS波の差を利用して提供されているのです。このように、時事問題に対するアンテナを高くしておくことで、トピックスだけでなく、その歴史や背景も理解できる人材を目指しましょう。

社会を見る目の養い方

時事問題を押さえるうえで、ニュースをテレビで見たりラジオで聴いたりすることは、新聞を読むことと同様に、とても大切なことです。

テレビやラジオのニュースは、新聞とは異なり、録画や録音をしない限りその場で消えてしまいます。

しかし、何といっても、取材記者が現場に急行してレポートするなど、新聞よりも速くリアルタイムに情報を伝えてくれます。

また、視覚や聴覚に訴えることで、臨場感のある強い印象を与えるという特性も持っています。

就職後は、世界のどこかで起きた出来事が緊急ニュースとして伝えられ、それが所属している会社に多大な影響を与えることがあるかもしれません。

学生のうちから1日1回はニュースを見る・聴く習慣をつけることで、時事問題に詳しくなるだけでなく、「今の社会を見る目」を養いましょう。

新鮮なニュースをまず自分のアンテナから取り込み、事実として捉えることが第1ステップですが、そのニュースを自分なりに理解し、そのニュースに対して自分なりの考えや意見を持つことも重要なのです。

衝撃的な映像や、報道の表面的なことだけに捉われてはいけません。その奥にある事実が何であるかを見極める目を養いましょう。

社会を見る目でひとつひとつの時事問題が持っている背景や、他の時事問題との関連性などについてよく考え、自分なりの捉え方や判断力を持つことが大切なのです。

そのためには、ニュースを見たり聴いたりするだけでなく、ニュース解説番組を活用したり、同じニュースを伝える新聞と比較したりすることも有効です。

時事問題に関するさまざまな見方やその歴史などを知っておくと、グループディスカッションや面接の場での深いコミュニケーションにつながっていきます。

今から情報収集力を鍛えていこう

好奇心の強い人ほど、時事問題を敏感に読み取っています。考え方も固定観念にとらわれず、柔軟な発想をします。

そのような人は1人で考え込むのではなく、周囲の人と意見交換をして、お互いを磨き上げていく傾向があります。そして、それが企業から求められる人材なのです。

今、就活をしている学生も、近い将来、後輩を持つことになるでしょう。

そのときに入社年数に見合う以上の情報収集力を身につけているかどうかは、今の心がけ次第なのです。

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