就活生が知っておくべき面接における論理的な話し方のポイント

就活において意識すべきことは数多くありますが、論理的な話し方を身につけるのもその内の一つに含まれるでしょう。論理的な話し方ができないと相手に物事を正確に伝えることができないため、説得力にかけてしまいます。

この記事では、論理的な話し方のポイントについて解説します。

論理的な話し方とは?

論理的な話し方とは?

そもそも、論理的な話し方とは一体どのようなものなのでしょうか。それは、「客観的な事実や論理的な展開を軸とした」話し方です。客観的な事実とは、たとえば公式に発表されている統計やニュースになった記事が挙げられるでしょう。

また、論理的な展開とは、「風が吹くと桶屋が儲かる」のように事実を一つずつ積み上げて結論を導き出す手法です。

その二つをバランス良く組み入れ、自分の主観を混じえずに論説を展開すれば、説得力のある話し方ができるというわけです。

論理的な話し方ができればこんなメリットが

論理的な話し方ができればこんなメリットが

論理的な話し方を身につけると、一体どのようなメリットがあるのでしょうか。

まず挙げられるのは、やはり「説得力の向上」でしょう。就活の場では自己アピールや自分の長所を述べる機会も多いですが、その際に「自分ではこう思うからこうだ」という述べ方では相手を納得させることはできません。

しかし、客観的な事実や論理的な展開を軸として自分の長所を述べることができれば、自分の主観によらない一つの事実として相手に提示することができます。

一つの客観的な事実として提示する以上、相手もある程度納得せざるを得ないでしょう。

また、論理的な話し方ができれば物事を相手に分かりやすく伝えることもできます。就活でも実際の仕事の現場でも、誰かに何かを説明する機会は多いですが、その際に分かりやすい説明ができるか否かで仕事の進捗や自分に対する評価が大きく変わってくるのではないでしょうか。

要領を得ない話し方では適切なコミュニケーションを取ることはできず、最悪相手の気分を害してしまいます。

それでは仕事以前の問題になってしまうため、物事を分かりやすく論理的に説明できるスキルは仕事をする上で必須とも言えるでしょう。

そして、物事を論理的に話すことができれば、説明にかける時間を短縮できるのもメリットです。

就活では自己アピールの際の時間に制限が設けられていることも多く、その中で最大限自分の魅力を伝えなければなりません。実際の仕事の現場でもその辺りはあまり変わらず、やはり限られた時間の中で十分な説明やアピールを行うことが求められるでしょう。

その際に非論理的な話し方をしていると、一つの物事を理解してもらうためにいくつもの言葉を重ねなくてはなりません。

しかし、論理的な話し方ができればその限りではなく、短い言葉数で多くの物事を説明することができます。

論理的な話し方ができることによるメリットは他にも数多くありますが、大まかに言えばこのような感じです。自分の伝えたいことを短い時間で最大限に理解してもらうためには、論理的な話し方を身につける必要があるでしょう。

論理的な話し方を身につけるための方法

論理的な話し方を身につけるための方法

では、続いて論理的な話し方を身につけるための方法について解説します。

論理的な話し方を身につける方法はいくつかありますが、まず基本となるのは「論理的な考え方を身につける」ことです。論理的な話し方をするためには、まず思考回路に論理性を植え付け、常日頃から物事を論理的に捉える訓練を行う必要があるでしょう。

そのためには、たとえば一つのニュース記事から連想される事象について考えてみてはいかがでしょうか。

一例を挙げると、「日経平均がダウン」という記事があったとします。

そこから「日経平均がダウン」→「上場企業の株価がダウン」→「投資家が損をする」→「市場から投資家が撤退する」→「更に株価が下がる」→「企業が何らかの対策を行う」のような形になります。実際にその通りになるかどうかはさておき、一つ一つの事象の繋がりにしっかりと論理的な説明ができればOKでしょう。

論理的な話し方を身につけるためには「自分の予想が当たる」ことではなく、「事象が連結するところに論理性がある」ことが大切です。

日頃からそのようなことを意識していれば咄嗟の時に論理的な思考ができるようになり、ひいては論理的な話し方を身につけることに繋がります。

時間はかかるかもしれませんが、論理的な思考や話し方ができるメリットは計り知れないため、できれば早い内からトレーニングしておいてはいかがでしょうか。

論理的な話し方のポイント

論理的な話し方のポイント

論理的な思考ができれば自然と論理的な話し方に繋がりますが、論理的な話し方を行うためには他にもいくつかのポイントがあります。まず挙げられるのは「結論から話す」ことです。

これは就活の際だけではなく実際に仕事に就いた際にも重要なことですが、人に何かを伝える際にはまず結論から話すクセをつけておきましょう。

いつまで経っても結論が分からない話は聞いている方をやきもきさせますし、人によっては途中で話を切り上げてしまうかもしれません。それでは話し手の評価が下がってしまう恐れがありますので、まずは結論を話し、その後で理由や根拠を述べるようにしましょう。

また、論理的な話し方のポイントとしては「主観を入れずに話す」ことも挙げられます。主観を入れずに話を組み立てるのは非常に難しいところですが、主観が入った時点で論理的な話し方からは遠くなってしまうため、なるべく客観的な事実と論理的な展開を軸に話を組み立てることが大切です。

もしどうしても主観を入れざるを得ない時は、その根拠となるものを用意しておくのも手です。客観的な根拠があれば主観を補強することができるため、自説に対する説得力の向上が見込めるでしょう。

三つ目のポイントとしては、話し方やボディランゲージを工夫するという点が挙げられます。

厳密に言うと話し方や見栄えで話の論理性が変わるようなことはありませんが、「論理的な話し方をしているように見せる」方法としては効果的です。

たとえば、少し早口に話す、いかにも自信があるように話す、身振り手振りはオーバーになりすぎず適度に、などが考えられるでしょう。

いずれも話の本筋にはあまり関係ありませんが、聞き手は話の内容より話し方や身振り手振りを重視するという研究結果も出ています。であれば、それを利用しない手はないでしょう。

実際に論理的な話し方ができるにこしたことはありませんが、もし自信がない場合はこのようなポイントを抑えておくだけでも有効です。

面接では当人の実力や能力よりハッタリが大事と言われている面もあるため、上辺だけでも取り繕うことができれば評価に繋がる可能性があります。面接という短い時間の中で当人の実力を正確に計るのは、いくら面接官といえども難しいものです。

そのため、要所要所から応募者の能力や適性を計るほかありませんので、時にはハッタリを意識することも大事ではないでしょうか。

もちろん、ハッタリだけでは実際の現場で通用しなくなってしまうため、日常的なトレーニングに励むことも重要です。就活で大事なのは、先を見据えながら行動することです。

論理的な話し方ができれば面接で有利に


論理的な話し方ができれば、面接を有利に進められるでしょう。自分の主観でしか物事を説明できない応募者よりは、しっかりと客観的事実に基づいて論理展開ができる応募者の方が話に説得力があります。大事なのは、「主観を入れず」「結論から先に述べ」「後で補強する」ことです。

意識すべきポイントをしっかりと抑え、日頃からトレーニングを欠かすことなく、本番でしっかりと自分の魅力をアピールできるよう練習しておきましょう。

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