【就活生向け】例文からみる自己PRの書き方とポイント

就活時は志望企業の選考で必要な、自己PRを書かなければなりません。初めて書く場合は何を書くべきなのか、わからないという人もいます。

そこで今回は、例文を使って自己PRの書き方や、押さえておくべきポイントを紹介します。

自己PRはなぜ重要か?

自己PR必要性

自己PRを作成する際は、その重要性を理解してしっかりと中身のあるものを完成させる必要があります。

自己PRは志望企業の面接官から特にチェックされやすいポイントです。初対面の応募者がどのような人物なのかを理解するためにチェックされています。そのため、人間性や仕事への熱意、自身の持っているスキルが志望企業に貢献できるのか、といったところをわかりやすく伝えることが大切です。

また、自己PRの重要なポイントとしては、他の応募者と自分を差別化できる、ということが挙げられます。

例えば、就活生の学歴や持っているスキル・知識などにほとんど差がなかった場合、自己PRによって差別化を図ることが可能です。自己PRは自身が学生時代に取り組んできたエピソードや、力を入れて勉強してきたエピソードなどを交えて説明します。

つまり、他の人と内容が全て被ってしまうということはほとんどなく、オリジナリティがあります。そのため、他の就活生と能力に差がなかったとしても、自己prが魅力的で面接官の印象に強く残っていれば、次の選考に進む可能性を上げられます。

他にも、自己PRを利用すると自分の強みをそのまま伝えられる、という点も重要なポイントです。自己PRは面接や書類選考において、自分の強みを自由に伝えられる項目となっています。

自分を志望企業へ売り込める大きなチャンスとなっているため、しっかりと考えた内容にすることが大切です。

注意点として、他の人よりも秀でた強みを持っていたとしても、伝わりづらい内容であれば意味がありません。興味を持ってもらうためにも、文章の構成や面接官の関心を高められるような内容にする必要があります。

押さえておきたいポイント

効果的に自己PRで自身をアピールするには、3つのポイントを押さえておきましょう。

次の例文から、どのようなポイントを押さえておくべきか見ていきましょう。

【例文】

「粘り強さは私の大きな強みです。所属していた吹奏楽部で初めてのコンサートを行う際、私はメンバーのアシスタント役でした。正規の演奏者になれなかった悔しさをバネに、課題曲を毎朝10曲練習し続けました。そして、課題曲はミスなく演奏できるようになり、実力と自信をつけていくことに成功しています。これにより次のコンサートでは正規の演奏者になることができ、他のメンバーからの信頼を得られたのは嬉しい思い出です。この経験を活かして、貴社でも仕事へ粘り強く取り組み、会社へ貢献したいと考えています。」

この例文からでもわかるように、まずは冒頭で結論を述べましょう。自分のアピールしたいところを冒頭に入れると、面接官は一目見ただけで何を伝えたいのか理解することができます。さらに、アピールポイントをより強く印象づけることへつながります。

次に、努力した過程がわかるエピソードを盛り込むようにしましょう。過去の挫折や失敗はマイナスな印象を持たれがちですが、この経験を糧にしてどのような改善・努力を行い成長したのかを入れておくと、アピールしたい内容の説得力が増します。さらに、なるべく数字を用いておくと具体性が増し、面接官に伝わり安くなります。

そして、最後にはこれらのエピソードが志望企業の仕事へどのように活かせるのかを盛り込みましょう。入社後の貢献の仕方や働き方などを面接官にイメージしてもらいやすくなります。

コミュニケーション能力をアピールしたいときの自己PRの書き方

コミュニケーション能力は多くの企業で評価されるポイントです。

職種によっては一人で仕事を行うのではなく、複数人の人とコミュニケーションを取りながら行うケースがあります。コミュニケーションを円滑に取らなければ仕事がうまく進まない場面もあるため、求められやすい能力となっています。コミュニケーション能力がある点を効果的にアピールするには、ビジネスにおけるコミュニケーションを理解しておく必要があります。

まず大切なポイントは、相手の話している内容を理解した上で、相手にわかりやすく自分の言いたい内容を伝えられることです。相手の話を理解するには、単純に内容をそのまま受け取るのではなく、言葉の裏にある意図を読み取る必要があります。

ここを理解すると、的を射た返答をしやすくなり、自分の話を伝えやすくすることができます。では、実際に例文を見ながら、どのようにしてコミュニケーション能力があることをアピールできるのか見ていきましょう。

【例文】

私は就職活動中の現在も、リゾートホテルで接客のアルバイトをしています。始めた頃はお客様からの問い合わせに淡々と対応するだけでした。すると、お客様から愛想が悪いとクレームが入るようになりました。そのため、現在ではお客様が質問している内容に対し、ただ回答するだけではなく、最終的にどうすれば満足してもらえるのかまで考えるよう改善しています。また、ちょっとした世間話も交えつつ、お客様の質問に関する意図を自然に引き出す努力も行ってきました。努力の甲斐あって、私に会いに来てくれるリピーターのお客様を増やすことに成功しています。これにより、コミュニケーションを取る重要性を理解でき、円滑なコミュニケーションを取れる人間へと成長できました。

このようなコミュニケーションをアピールする自己PRを作る際は、自身の能力がどのように志望企業で活かせるのかも意識してみましょう。企業によって求める人材像は異なっているため、志望企業ごとに対応したアピール方法を考えることが重要です。

協調性をアピールしたいときの自己PRの書き方

協調性

協調性をアピールする際は、実体験に基づく内容と、企業が求めている協調性を意識してアピールすることが大切です。

例えば、年齢や社歴に関係なくチームワークを重視して仕事をしている企業の場合、チームメンバーや上司にプラスになる協調性をアピールします。チームの輪を乱さずに、円滑に仕事を進められることを伝えると効果的です。

注意点として、協調性は社内の人とただ仲良くすることではありません。ビジネスにおける協調性とは、組織の方向性に合わせて仕事ができる人を指します。チーム内で協力しながら生産性を向上させ、相乗効果を生み出せることが、ビジネスにおける協調性には重要となっています。

例文としては、次のようなものがあります。

【例文】

私の強みは協調性です。サークル活動では、後輩や同期が困っていれば相談に乗りつつ、サポートを行ってきました。具体的な行動として、悩みを聞くだけではなく悩みが解消できるように改善点を提案したり、環境を作っていくことです。また、意見が対立する場面もありましたが、それぞれの意見を調整しながら皆が納得する着地点を見つけ、良い方向へ向かうように進められました。このような強みを活かして、社内のチームワーク改善やパイプ役になっていきたいと考えています。

責任感をアピールしたいときの自己PRの書き方

責任感を持っている人は、仕事だけでなくプライベートにおいても重要な人材となります。

そのため、ビジネスにおいて評価されやすくなっています。責任感に関して、企業側が求めている点は最後まで仕事をやり遂げられる姿勢です。仕事の大小や苦手な仕事などで姿勢が変わらないかを見ています。

責任感のある人材であれば、主体的に仕事へ取り組むという点にも期待できるため、求められやすいポイントです。自己PRにおいてはこれらを意識して、エピソードを交えながらアピールしていきましょう。

アピールする際に大切なポイントは、最後まで仕事をやり遂げることと、有言実行である点を盛り込む、という2点です。具体的には、まず最終的に失敗になることがわかっていてもやる気をなくさず、自身の経験として蓄積し成長できることがわかっている、という内容を盛り込みます。

そして、自分の言った目標やゴールに対して、どのような結果が出たのかを具体的に書くと責任感があることを伝えやすくなります。目標やゴールにたどり着くまでの過程や、努力した内容も含めるとより説得力を向上させられます。これらを踏まえた上で、具体的な例文を見ていきましょう。

【例文】

私は学業において、まず明確な目標を段階的に定め、スケジュールを逆算して予定外の事態が発生しても最後まで達成できるよう取り組んできました。与えられた課題や小テストも必ずこなし、間違ったところがあれば改善策を考えるよう意識しています。勉強のやり方やスケジュールの組み方を試行錯誤しながら、苦手な科目であっても満足できる点数が取れるまで諦めず取り組みました。こうした努力の末、最終目標にしていた学年10位以内に入ることを達成しています。私はこれらの経験を活かし、貴社の仕事も責任を持って最後まで取り組み、成果を残していきたいと考えます。

自分の長所をアピールしたいときの自己prの書き方

自分の長所をアピールするという自己PRは、自分の性格や働き方への意識、人となりなどを面接官に理解してもらう、ということにつながります。これらは採用基準にも設けられているため、精度の高い内容を心がけるようにしましょう。

まず、長所を自己PRに記載していくには、短所と長所の両方について理解することが大切です。長所と短所の両方を理解しておくと、自己PRに矛盾が少なくなります。さらに、それぞれを何に活かせるのか、どのような影響を人に与えるのかなどを実体験に基づいて考えていきます。

これらを理解できれば自身の行動や考え方に結びつき、説得力のあるストーリーが出来上がります。すると、内容の深い自己PRが作りやすくなり、効果的な長所のアピールが可能です。

長所をアピールする場合の自己PRの例文は次の通りです。

【例文】

私の長所はどんなことでも前向きに取り組んでいくところです。私は芸術系の大学に所属しているため、卒業時には作品を提出しなければなりません。先生に作品を提出してどんな修正指示が出たとしても、自分がもっと成長できるチャンスだと考えてきました。前向きにチャレンジしていることで、先生からA判定がもらえる作品を作り出せた他、今ではこれまでできなかったテクニックが扱えるようになっています。このような長所によって、自分の成長を実感できました。私は、この前向きさを活かして、どんどん仕事をこなしていきたいと考えています。

長所をアピールするときには、自分で感じている印象だけでなく、客観的な事実も盛り込むようにしましょう。上記の例文で言えば、先生から高評価をもらえた、という点です。

客観的な事実が含まれていることで長所だけでなく、自分の持っているスキルにも真実味が深まり、面接官に伝わりやすくなります。

自分の魅力を十分に伝えられる自己PRを書こう!

自己PR

自己PRを書く際は、アピールする重要性や大切なポイントを押さえておくことが重要です。これらを理解していないと、アピールする内容としては申し分なかったとしても、面接官へ効果的に伝えることが難しくなります。

また、アピールする内容ごとの書き方も把握しておかなければなりません。これらのテクニックや押さえておきたいポイントを把握した上で、自分にしか書けないオリジナリティある魅力的な自己PRを完成させてみましょう。

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