インターンシップとアルバイトの違いって?

インターンシップとアルバイトの違いについて、認識していない人も多いのではないでしょうか。

それぞれ、学生側・企業側の目的、給与や勤務時間などが異なります。

また、就職との関連性も異なるのです。

そこで、就活に関連した重要なキーワードとなる、インターンシップとアルバイトの違いを紹介します。

給与の発生

インターンシップとアルバイトの大きな違いは、給与の有無であると考える人が多いのではないでしょうか。

しかし、現在では給与をもらえるインターンシップもあります。

インターンシップには、短期・長期の2種類があり、それぞれ給与や一部負担などの形で支給されるのです。

短期インターンシップは、1日~1週間を目安としたインターンシップとなります。

就活がはじまる前に実施されることが多いタイプです。

短期インターンシップの場合、実際の業務にたずさわる内容ではなく、人事やインターンシップの指導を担当する部署が、ディスカッションやグループワークの指導を行います。

就活前の学生や就活中の学生が参加しており、実際の業務に関わらないため、給与が発生しないことが多いです。

ただし、交通費や食事代、宿泊費などを負担してくれる場合はあります。

長期インターンシップは、期間が1カ月~半年と、長期間行われることが特徴です。

インターンシップの内容も多種多様で、参加学生も大学1年生~4年生まで幅が広いことも特徴の1つでしょう。

長い期間をかけて実際の業務にたずさわるため、時給や日給として給与が発生することが多いです。

アルバイトは、採用されてから実際に業務を開始するために、労働契約を結ぶことになります。

つまり、給与を支払わなければ契約違反となるため、必ず給与が発生するのです。

参加する目的

インターンシップやアルバイトに応募・参加をする目的は、人により異なる部分もあるでしょう。

しかし、主な目的については、それぞれで共通しているものがあります。

インターンシップに参加する目的の共通点は、実際に業務を体験してみるということです。

また、スキルアップをするという目的も挙げられます。

長期インターンシップでは、社員と同じ実務にたずさわる機会も多くなり、実際に働きはじめた際のイメージを体感できるのです。

インターンシップでは、こまかいマニュアルが用意されているわけではありません。

そのため、自らの考えで業務を進め、作業内容を決定するといったシーンもあります。

インターンシップでの経験によって、自分の得意なことや不得意なこと、スキルアップのために必要なことなどを知るきっかけにもなるのです。

アルバイトの目的の共通点は、主に給与をもらうということでしょう。

アルバイト先にはマニュアルが用意されており、不測の事態にもマニュアルで対処します。

スキルアップを目的として、無給で業務をしたいという人はいません。

就活との関連性

インターンシップとアルバイトは、就活との関連性が大きく異なります。

インターンシップの場合、参加する期間の長さによって、経験できる業務内容が異なることも特徴です。

そのため、長期インターンシップの場合は、経験した業務が採用後に活かせるケースも多く、就職につながることもあります。

特に、長期インターンシップに参加をすると、就活をスムーズに進められるでしょう。

企業の中で実務経験を積んでいると、さまざまな専門知識や、スキルが身に付きます。

採用する企業も、インターンシップを経験した学生をそのまま就職させ、育てるという場合が多いです。

インターンシップに参加をした企業への就職が叶わなかった場合でも、インターンシップの経験がアピールポイントになります。

ゼミや部活動での経験をアピールする就活生が多い中で、インターンシップを経験しているという点は強みになるのです。

ただし、アルバイトが就活と無関係なわけではありません。

アルバイトで身に付いたスキルや、アルバイトをしていた目的などはアピールポイントになるでしょう。

長期間アルバイトをしていた場合、アルバイト先の企業へ就職できる場合もあります。

しかし、アルバイトの場合は、社員として採用することを目的として募集しているところは少ないです。

勤務時間の調整について

アルバイトのほうが、シフトの調整など勤務時間に融通が利くと考える人も多いのではないでしょうか。

しかし、実際にはインターンシップのほうが勤務時間を調整しやすいのです。インターンシップに参加をするのは、学生のみとなります。

学業を最優先にすべきであるとして、授業やテスト期間については勤務時間を調整してくれる企業が多いです。

ただし、学業を優先し、休む日が多いと企業に迷惑となり、悪い印象を与えるため注意しましょう。

インターンシップは、あくまでも社員と一緒に業務をさせてもらうというものです。

あらかじめ学業に専念する時間との調整を行い、迷惑がかからない状態で参加をする必要があります。

アルバイトは、2種類のシフト制が一般的です。1週間または1カ月単位でシフトを提出する自由シフト制、採用時にシフトを決定する固定シフト制になります。

アルバイトは、アルバイトスタッフの人数に余裕がない場合、希望通りに休むことが難しい勤務先も多いです。

自分の代わりに、シフトに入る人を探さなければなりません。

また、人員確保のため、企業の業務を円滑に進めることが目的です。

学業を最優先にすべきという、配慮をする企業も少ないでしょう。

学業よりも、アルバイト中心の生活になってしまう学生も少なくなりません。

つまり、勤務時間や日にちの調整をしやすいのは、インターンシップであるといえます。

採用対象者

インターンシップは、学生のみを対象としています。

即戦力となる人材の発掘・確保を目的としているためです。

また、たくさんの学生と関わることによって、企業側も得るものがあると考える場合もあります。

アルバイトは、採用対象となるのが学生だけではありません。

人員の確保が主な目的であるうえ、即戦力となるのであれば、学生以外、年齢も問わず採用します。

採用する理由

採用する理由にも違いがあります。

短期インターンシップの場合は、学生の経験のためとして協力する姿勢が強いといえます。

長期インターンシップの場合、面接が行われることが多いです。

学生のモチベーションや将来への可能性、現在のスキル、基本的なマナーなどの行動を確認し、採用・不採用を決定します。

ほかにも、企業の業務内容と人間性がマッチするのかなど、就活と同等の面接が行われる場合もあるのです。

インターンシップ終了後に、社員として採用できる人材であるかという点も、採用理由に含まれます。

企業ごとに、インターンシップに求めるものや目的が異なるため、採用理由にも多少の差が生じると認識しておきましょう。

募集時に、インターンシップを迎える目的などを確認することが有効です。

アルバイトを採用する理由は、個人のスキルアップや、社員として採用するためではありません。

人員の確保が大きな目的であるため、労働条件に合うか、経験があり、即戦力になるかという点で採用・不採用を決定します。

就活に役立つのはインターンシップ

インターンシップとアルバイトは、給与の有無や、勤務スケジュールの調整、目的や採用理由など、違いは多いことが分かります。

給与を重視したいのであれば、アルバイトでもよいです。

しかし、長期インターンシップなど、給与が発生するインターンシップに参加する方法もあります。

また、就活を有利に進める、就職につながる業務体験やスキルアップなどのメリットもあるのです。

学生であれば、応募資格はあります。気になる企業のインターンシップへ、積極的に応募しましょう。

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