外資就活の参考に!外資系企業のメリットとは?日本企業との違いは?

学校を卒業して新たに社会人になるための就職活動の際に外資系の企業に興味を持つ人も多いのではないでしょうか。外資系企業には日本企業と異なる部分が多々あります。

ここでは外資系企業で働くことによるメリットと日本企業との違いを解説します。

平均的に給料が高い

平均的に給料が高い

外資系企業への就職を希望している人の多くが抱いているイメージが給料が高いということではないでしょうか。外資系の企業は日本のようにボーナスが支払われるわけではなく、年収を12分割して支払う年俸制を採用している企業が多いため単純に比較することはできませんが、外資系企業は同じような規模の日本企業と比較すると1割から3割程度給料が高くなる傾向にあります。

最近では日本企業の慣習であるボーナスに合わせて夏と冬の年2回、ボーナス月に合わせて年収の14分の2の給料を別途支払うという外資系企業も増えてきています。

外資系企業と聞くとほかの企業よりも圧倒的な力を持っている会社のようなイメージがありますが、実際には文化や言語が全く異なる国でビジネスをすることになります。

ですから特に全く取引がない国に対して取引をする場合は周りに味方が全くいない「アウェー」の状況で仕事をしていかなければいけません。そのような環境の下で仕事をしていかなければいけないからこそ、外資系企業は一般的な企業よりもより優秀な人材を求める傾向にあります。

ほかの外資系企業も同じような考えで新たな人材を常に求めていますから、より競合会社よりも優秀な人材を確保しようと考えるため、外資系の給料は一般的な企業と比較すると全体的に高くなっているのです。

完全実力主義

完全実力主義

外資系企業の場合、過去の経歴や学歴そして年齢などは全く関係ありません。外資系企業で認められるために大切なことはいかにたくさんのビジネスを成立させるかどうかです。外資系企業は完全実力主義の企業ですから仕事を頑張れば頑張るほど会社からは評価され、給料も上昇していきます。

外資系企業も日本の企業と同様に役職が設定されていて、何らかの役職に就くと日本企業で役職に就くよりも給料が劇的にアップします。例えば20代の人であってもマネージャーという役職に就いていれば800万円から1,000万円程度の年俸をうけとることは十分可能です。

また男女の差別も外資系企業ではほぼありません。日本企業では女性の社会進出を積極的に推進しているとはいえ、役職に就いている人の男女比率でみると圧倒的に男性の方が多いですし、一般的な給料を比較しても男性の方が女性よりも全体的に給料が高い場合がほとんどです。

実際に外資系企業では女性の管理職の人もたくさんいますし、中にはお子さんがいながらバリバリ現役として働いている女性も居ます。とにかく仕事をたくさんこなしただけ評価してもらいたいと考えている上昇志向の人にとっては外資系企業は適職といえるでしょう。

しかし一方で実力主義というのは厳しい業界だということも忘れてはいけません。実力主義の職場では成果を出さなければ評価されませんから、自分だけではなく周りの同僚や上司そして自分より後に入ってきた人も一生懸命成果を上げようと仕事をします。

自分より後に入ってきた人が成果を上げ続ければ簡単に自分より立場が上になり、収入も自分より高くなって後から入社してきた人に指示され、動かなければいけないという結果になることも十分あり得ます。

ですから頑張れば頑張っただけ評価してもらえる職場であると同時に、決して手抜きをして仕事が出来ない職場でもあるのです。

ライバルに負けたくないという気持ちや上昇志向、そして目標を達成しようというモチベーションを持ち続けることが出来ないような人は外資系の企業で働き続けることは難しいでしょう。

さまざまな経験を積んだり、キャリアアップを図りやすい

さまざまな経験を積んだり、キャリアアップを図りやすい

外資系の企業に勤めていると、日本企業勤めでは決して体験できないような経験をたくさん積むことができます。そもそも外資系企業自体が多様な国籍の社員で構成されているので、会社に通っているだけでさまざまな国の人と交流することができます。ですから自分が勤めている会社の人たちと仲良くなるだけで名前だけしか知らないような国の文化や習慣を知ることが出来ます。

そして、外資系企業に勤めている社員が全員さまざまな国での業務を経験していますから、自分が住んでいる国以外の文化や習慣も知っていることが多いです。普段の会話でそういった話をすることで自分にとって新しい知識として蓄えることができます。

そしてそれらの交流で得た知識はただ単に知識として蓄えるだけで終わるのではなく、その国で自分が仕事をすることになった場合に何らかの形で役立つことでしょう。社内の人と色々な会話をするだけでも毎日の生活において大きな刺激になります。

さまざまな経験を積むことができるのは会社内だけではありません。外資系企業では異動を命じられるのはごく当たり前です。異動は強制ではありませんから、自分が現在の仕事を続けたいと考えているのであればその仕事を続けることが可能ではありますが、外資系企業では社内公募制の異動が一般的となっています。

会社から指示された部署で1年間業務の経験をすると異動資格を得ることができます。そして異動先のマネージャーが異動を認めさえすれば自由に移動することが可能です。

先ほど触れたとおり、外資系企業は実力主義、成果主義の職場です。より成果を上げるためにはさまざまな経験を積む方が絶対に有利ですからほとんどの社員が異動できるようになれば次の部署へ移動し、新しい経験を積んでいます。

新しい部署で仕事をすれば自分が出来る仕事が増えますからより仕事の選択肢が広がり、成果を上げるチャンスが生まれます。成果を上げるチャンスが増えればそれに比例して給料がアップするチャンスも上がっていくことでしょう。

ちなみに海外の企業では同じ企業に長期的に勤めている人よりも、転職を繰り返して色々な庶務経験を積んでいる人の方が高く評価されやすい傾向にあります。外資系企業も根本的には海外の企業とよく似ていますから、いろいろな部署でいろいろな経験を積んでいる人の方が会社としては役に立つ社員だと認識されるのです。

いろいろな部署で経験を積み、成功を続けていると自分自身に対して自信が付き、さらなるキャリアアップを目指したいと考えるようになります。すると海外での勤務のチャンスが出てきたときに積極的に参加しようという気持ちが芽生えやすいです。

新天地でのビジネスに成功すれば会社から大きく評価してもらえ、収入は今までと比べ物にならないほど高くなるでしょう。更に現在勤めている会社において自分の評価に満足がいかないのであれば別の外資系企業に対し、今までの経験や成果を武器にして自分自身を売り込むことができます。

オンとオフがはっきりしているのでプライベートを充実させやすい

日本企業の場合、ほとんどの会社で出社時間と退社時間がはっきりと設定されています。ですから毎日決まった時間に会社に行き、どれだけ仕事がない状態であっても退社時間になるまでは勝手に帰ることができません。

一方外資系企業の場合、成果をきちんと上げる事さえできていれば勤務時間に関しては比較的自由です。ですからよほど忙しくない場合を除いて残業がないことがほとんどで、定時になればほとんどの社員が帰宅します。

日本の企業も外資系企業も正社員には有給休暇が与えられますが、日本企業の場合、気軽に有給休暇を取得できる環境にない企業がほとんどです。更に有給休暇には保持できる日数に期限があるのでせっかくもらった有給日を一切消化することができずに翌年になって全部無くなってしまうという人がとても多いです。

一方で外資系企業では成果さえあげていれば有給休暇をまとめて取得しても誰も文句を言いません。例えば平日にまとめて有休を取得して友人と遊びに行くというのは日本企業ではとても言いづらいものですが、外資系企業の場合は快く許可してくれることがほとんどです。

それは働いている人みんなが仕事とプライベートを完全に分けていてプライベートを大事にするときは仕事のことを忘れ、思い切り楽しむという意識で働いているからにほかなりません。

日本企業と外資系企業では社員に対しての考え方が違う

日本企業と外資系企業では社員に対しての考え方が違う

日本企業と外資系企業の違いについて考えたときにまず大きな違いがあらわれるのが社員に対しての考え方です。新しく社員が会社に入ってきた際に、日本企業ではあらかじめ新入社員に対しての教育マニュアルが設定されており、そのマニュアルに伴って研修期間を設けて新入社員を教育していく場合がほとんどです。

新しく入社した人を研修するための流れですが、まずテキストを読みながら自分の会社ではどういった仕事をしているかや、働く上での注意点などを座学によって教育します。

その後は各部署に配属されて実践をしながら仕事について学ぶこととなります。実践の段階においても教育する担当になった先輩社員が熱心にいろいろなことを教えてくれるので、新入社員はただ話を聞くだけでその会社に必要なさまざまなことを学ぶことができます。

新人研修の実践では一つの部署にとどまって研修をするのではなく、一定の期間で複数の部署を同じ日数ずつ経験し、研修期間終了後に実際に配属される部署が決まることになります。

この社員研修は新卒の新入社員に向けてのみおこなわれるのではなく、ある程度キャリアを積んでいる人が中途採用され、就職したときにもおこなわれています。日本の企業は総じて新しく入った社員に対して親切であると言えるでしょう。

一方、外資系企業はそれとは全く異なります。中途採用の社員だけではなく、新卒の新入社員に対しても本当にごく基本的なことを教育するだけでそれ以降は率先して何かを教えようとはしません。

例えば電話の応対が明らかに間違っていたとしても周りの先輩社員は誰も注意したりはしてこないです。もし電話の対応が悪く、取引先からクレームが来たとしても自分から率先して上司の人に聞くか、あるいは自分自身でどういうところがいけなかったのかを考えて解決するしかありません。

外資系企業は社員に対して高い給料を支払っている代わりに常に成果を求めていますし、成果を上げるために会社自体が協力をするようなことは一切しません。先ほども触れたとおり徹底的に実力主義の社風であるといえます。

ですからどれだけ年齢を重ねたとしても常に新しい知識を身につけて世の中の変化に対応し、成果を上げ続けていかなければ自分が勤めている会社で一定の収入を得続けることが出来ないのです。

そのほかの違いについて


社員に対しての考え方以外でも日本企業と外資系企業では大きな違いがあります。外資系企業の場合は基本的に個人主義です。ですから社員一人一人の成果に対して平等に評価しますし、たくさん成果を上げた人に対してはキャリアや年齢に関係なくどんどん給料をアップさせていきます。

一方、日本企業では社員を家族のように扱うことが多く、個人の成果ではなく会社に対してどれくらい成果を上げているかを重視する傾向にあります。

この認識の違いは外資系の企業に勤めている社員と日本企業に勤めている社員の働き方に如実に表れます。外資系企業の場合、会社で仕事をしている際には自分がこなしていかなければいけない仕事のみを考えて仕事をしていることがほとんどです。

ですから自分の仕事が終われば周りがどれだけ居残りで仕事をしていようがお構いなしに退社します。外資系企業に勤めている人たち全員がそういった考えですから、できるだけ効率よく仕事を済ませ、早く帰りたいと考えているので残業してまで働く社員はごく少数です。

一方で日本企業は組織を重視して仕事をしますから自分の仕事をいかに効率よく終わらせるかではなく、自分が担当している部署の仕事がより効率よく回っていくかを考えながら仕事をしている人が多いです。

ですから自分の仕事が終わったとしても同じ部署のほかの社員が居残りで仕事をしていると、その人たちの負担を少しでも軽くしようと考え、自分が出来る範囲の仕事がないか確認して残業し、手伝うという人がとても多いです。

外資系に対して就活をしている学生の人は、事前にこの日本企業と外資系企業の大きな違いを理解したうえで就職に臨むようにしましょう。

外資系企業は実力主義

外資系企業と日本企業のメリットや違いについて解説してきました。これから外資系企業で働きたいと考えている学生さんたちは何よりも外資系企業は個人主義であり、成果主義であるということを頭の中に入れておいてください。

外資系企業の給料は日本企業と比べると確かに全体的に高いですが、自分から率先して学ぶ姿勢が無ければ新入社員に対しても何も教えてくれませんし、成果を上げなければいくら年齢を重ねても給料がアップすることはありません。

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