あなたは大丈夫?面接で採用担当者がチェックしているマナーとは

就活ではエントリーした企業に面接に呼ばれるのが最初の関門ですが、面接で基本的なミスをしてしまって採用を見送られてしまう人も大勢います。

マナーがなっていないと判断されて低い評価を受けてしまうのはもったいないので、採用担当者がどのような点をチェックしているのかを知っておきましょう。

評価に直結するポイントとは

評価に直結するポイントとは

面接では大手企業ほど評価方法がマニュアル化されている傾向があります。

どの就活生も平等に評価しなければならないため、面接官が評価すべき項目が決められていて、評価基準も明確にしてあるのです。その項目として重視されているのがマナーです。

社会人として働き始めるときにビジネスマナー研修を受ける場合が多いですが、それだけでマナーを守って業務に従事できるとは限りません。

基本的なところを最初から押さえている新卒を採用した方が会社にとってはメリットが大きいのです。

ビジネスマナーは慣習的なものもありますが、単純に相手に不快感を与えない立ち振る舞いができることも求められています。

その基本が身についているかが面接で問われることになります。どれだけ質疑応答の内容が優れていたとしても、マナーの評価が悪いとそれだけで落とされてしまう可能性があるので注意しましょう。

考えてみれば当然で、たとえ新卒の時点で中途採用者のように会社にとってメリットとなる知識や技術を持っていたとしても、他の社員が一緒にいて不快を感じるような人を雇うと現場の士気が低下してしまいます。

それが全体として能率を下げてしまうリスクがあるため、マナーが身についていることを重視するのです。

評価に直結するポイントとしてまず挙げられるのが快活さです。

人当たりが良く、笑顔で振る舞えるかどうかを大半の企業では重視しています。面接中にいつもうつむいていたり、顔が引きつっていたり、怒りや悲しみを表すような表情をしていると評価は下がります。

ただし、笑顔を作っていれば良いというわけでもありません。作り笑顔だとはっきりとわかるようではあまり見ていて心地良い印象を受けないでしょう。

緊張する面接の現場でも自然な笑顔で対応できるかが問われているのです。

もう少し掘り下げてどのような点に注意したら良いのかを考察しておくことも大切です。

表情だけではなく、人物全体を見て清潔感があって快活な印象を受けてもらえるかが重要になります。

身だしなみもチェック項目の一つで、髪型が整っていること、スーツなどのフォーマルな場にふさわしい服装をしていること、それに合ったカバンや靴などを揃えていることも確認されています。

特別に高価なものを揃える必要はありません。きらびやかなアクセサリーを身につけていたり、強い香水を付けていたりするなど、あまり目立った部分がないようにすることは必須です。

面接で質疑応答しているときの内容ではなく、言葉遣いや姿勢についてもマナーとしての評価項目に含まれているのが通例です。

敬語を正しく使えているかなどの細かな点よりも、丁寧な言葉を自然に発しているかが言葉遣いでは重視されています。

声の抑揚や大きさなども大事なところで、覚えてきた原稿を読み上げているようだったり、声が大きくてうるさかったり、小さくて聞こえなかったりすると問題です。

姿勢は猫背になっていたり、体が著しく傾いていたりするとマイナス評価に直結してしまいます。

態度も重要な項目ですが、実はどのような態度がプラスの印象を与えられるかは志望先の企業によって異なります。

日本企業では誠実かつ低姿勢なことが面接で求められている場合が多かったものの、世界の企業との競争が必要になった時代からは堂々としていて自信がある様子がプラス評価につながる傾向も生まれてきました。

新卒だから未熟者だと思わずに、これからその企業の一員として対外的な取引に関与する可能性も考え、確かな自信を持っていて信用できる人物だと思ってもらえるようにしましょう。

目線がどこにあるかは大きな影響を与えるポイントです。採用担当者の目か口元を中心としてしっかりとした目線を保つのが大切です。

見方を変えると不快感を与えない立ち振る舞いをすることが第一だと言えます。自分が採用担当者になったと想定して、このような姿や振る舞いを見たら不快感を持つ人がいるかもしれないと思ったらアウトだと考えましょう。

マナーの評価ではプラス評価をしてもらうよりも、マイナス評価を受けないようにすることが大切です。一挙手一投足がチェックされていると考え、面接を受ける前に一度はシミュレーションをして悪い印象を与えないかを確認しておきましょう。

面接の流れを追って何に気をつけるべきかを確認しよう

面接の流れを追って何に気をつけるべきかを確認しよう

新卒の時点ではビジネスマナーを習得しているとは思われていないので、社会で求められている基本的なマナーで身についていないものがあっても多少は許容してもらえます。

しかし、全く常識がわかっていないと評価は下がってしまうので注意が必要です。会社によって評価項目になっていないこともありますが、間接的にマナーの評価に影響してしまいやすいポイントもあります。面接は入室から退室までずっと見られています。

具体的にどんな点に採用担当者が目を光らせているかを面接の流れを追って確認しておきましょう。

面接会場に行って受付を済ませると部屋に通されることになります。新卒の場合には面接官が待機している部屋に通されることが多いので、入室のマナーから見られているのが一般的です。

ノックをして返事があってから、失礼しますと言ってドアに手をかけるのが基本です。入室したら一礼をして椅子のところまで歩いていき、自分の名前を伝えましょう。

すると通常は着席を促されるので、失礼します、あるいはありがとうございますと言ってから着席します。このような形で面接を始める慣習があるので、余計なことをしたり、やるべきことを省いてしまったりすると印象が悪くなってしまいやすいのです。

面接中は快活な雰囲気を醸し出しつつ、タブーとされるような行動を避けていれば問題はありません。

タブーと言われていることとして貧乏ゆすりや足を組む、携帯のアラームや着信音を鳴らすなどの様々なものがありますが、基本的には相手に不快感を与えないためのものです。

余計なことはしないという単純な考えで面接に臨んでもそれほど問題になることはありません。姿勢を伸ばして足を揃えて座り、面接官の方を見て話を聞いたり回答したりするだけでも大丈夫でしょう。

余計なことをしてたまたま悪い印象を持つ人がいるとマイナス評価になるリスクがあるので、最低限のことだけをするというスタンスがむしろ重要なのです。

面接が終わったことを告げられたら退室することになります。面接が終了した瞬間にどのような挙動を示すかは採用担当者がよく見ているところなので注意しましょう。

突然肩の力が抜けてしまい、マナー違反をしてしまうことがよくあるからです。基本的にはその時点で立ち上がり、面接をしてくれたことへのお礼を述べて一礼するのがマナーです。

そして、まっすぐ出口の方に向かい、扉を開ける前に面接官の方を向いて一礼した上でドアを開けましょう。ドアを閉めるときには音を立てないように静かに閉めるのが礼儀です。

このように波風のたたないような振る舞いをしていれば評価が悪くなってしまうことはあまりありません。

マナーは一日にして身につくものではない

マナーは一日にして身につくものではない

面接対策としてマナーを身につけるのが重要だとわかっても、面接のときだけ普段とは違う立ち振る舞いをするのは難しいでしょう。

マナーは一日にして習得できるものではありません。就活を始めたら、普段からマナーを意識して生活するのが大切です。新卒として就活に成功するための必要条件が面接のマナーで減点を受けないことです。

どれだけ強い意志を持っていたとしても、何かの拍子で自分の普段の態度を見せてしまうことはあります。日常的な素行を改善することから就活対策をするのが面接を攻略するための鍵と言えるでしょう。それを怠ってしまったために面接で失敗してしまう人も多いのが現実です。

就活のときにはいわゆる就活本を活用して基本マナーを学ぶ人も多いでしょう。突然、ビジネスの現場で必要とされているマナーと言われてもわからないのは当然で、ある程度の勉強をすることは大切です。

しかし、気をつけておきたいのは、頭でっかちになってしまわないことです。これをしなければならない、あれをしてはならないという知識をたくさんつけるとだんだんと処理しきれなくなってしまいます。

面接を受けながら、些細なマナー違反をしてしまったのに気づいて思わず顔を歪めてしまうこともあるでしょう。その表情の変化もマイナス評価につながり得るので、当日に意識しなければならない項目は最小限にするのが肝心です。

そのために欠かせないのが、特に意識しなくてもできることを増やすという方針です。

普段からドアの開け閉めを静かに行うようにしたり、いつも髪型を整えるようにしたりすると面接のときに意識する必要がなくなります。すると、他のことに頭を使えるようになって全体としてうまく面接で立ち振舞えるようになるのです。

面接を受けるときには必ず普段の行動から改善するように心がけ、当日は質疑応答対策だけを考えれば良いようにしましょう。マナーを意識しすぎると思考回路が停滞してしまい、採用担当者に質問された内容にどう答えるべきかを判断できなくなりがちです。

マナーと回答内容の両方で高い評価を受けるにはマナーを板につけることが肝心なのです。

普段からマナーを意識しておこう

面接では少し悪い印象があると感じた時点でマナーがなっていないのではないかと粗探しをされてしまうリスクがあります。

せっかく呼ばれた面接で失敗してしまわないように、普段からマナーを意識して生活するようにしましょう。

就活時期だけでも日常的に面接を受けるときの気持ちを持って行動するように心がけると大きな失敗を避けられます。

笑顔を絶やさず、丁寧な言葉遣いをするようにし、普段から身だしなみを整えておくのが大切です。

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