危険なブラック企業を見抜く方法は●●!就活で役立つ”ブラック企業”の見極め方

就活をするうえで絶対に失敗してはいけないのが「ブラック企業に入社しないこと」でしょう。

しかし、ブラック企業は面接だけではわからないことが多いです。そこで、危険なブラック企業を見抜くポイントを解説します。

そもそもブラック企業ってどんな企業?

そもそもブラック企業ってどんな企業?

ブラック企業には色々な概念がありますが、大まかに言えば労働環境が悪い企業のことを言います。そこで、具体的にはどんな企業がブラック企業なのでしょうか。

まず挙げられるのが「長時間労働が常習化している企業」です。

厚生労働省にて「過労死ライン」という名称の過労死防止のための基準が設けられています。月80時間の残業時間が過労死ラインとされており、このラインを超えている企業はブラック企業と言えるでしょう。

また、このような長時間労働が常習化している企業は残業代が出ないもしくはみなし残業状態となっていることも多いです。

残業代が出ないのはもちろんおかしいですし、それ以外には固定残業制と言って一定の金額しか残業代を支払わない企業もあります。

次に挙げられるのが「パワハラやセクハラが常習化」している企業です。パワハラ・セクハラの防止のために国が色々な策を実施していますが、なかなかこれらは減りません。

仕事が出来ないと人間性を否定されたり、性差別をされたり、様々なことがパワハラ・セクハラに当てはまります。これが常習化している企業で働き続けるのは精神的に辛いでしょう。

また、精神論を押し通し、「気合で何とかなる」というのもパワハラに当てはまります。レベルに合った仕事を任せてくれる企業でないと、無理な仕事を押し付けられて何も出来ない状態が続いてしまいます。

社会人として成長するために必要なスキルが身につけられない企業で働き続ける必要は無いと言えるでしょう。

ブラック企業の中には仕事の時間だけでなくプライベートな時間も奪って、社員を企業の方針に染めるための洗脳行為をしている企業もあります。

普段仕事で怒ってばかりの上司が仕事終わりに飲みに誘ってきて上司の理想を延々と聞き、それに同感してしまうとブラック企業を脱出出来なくなってしまうので危険です。

それに、転職をするためには勉強や転職活動をするための時間も確保する必要があります。会社の付き合いでプライベートを奪い、会社から逃げられなくするのはブラック企業の常習手段です。

そして、劣悪な労働環境で働いていると、身体面・精神面に影響が出て会社を辞めてしまう人もいます。

そうなる人が出てくることを想定し、人数を多めに採用するのもブラック企業の特徴です。

基本的にブラック企業は会社の上層部の報酬は高額なのに対し、上層部以外の社員は色々な条件を付けて給料をカットされています。

このように上層部が高額な報酬を貰うために長く居続けることから、役職のポストが空くことも少なく昇格出来ないのに対し、上層部以外の社員から多数の退職者が出るという状況に合わせて新しく採用をするので、人の入れ替わりが激しいです。

どんな業界にブラック企業は多い?

どんな業界にブラック企業は多い?

提供するサービス内容や営業活動の状況などによって労働者への待遇が悪くなってしまう業界はたくさん存在します。そこで、ブラック企業が多い業界にはどんな業界があるのでしょうか。

最初に挙げられるのが「飲食業界」です。

飲食チェーン店は人件費を削減するために、最低限の人員で運営されています。シフトもギリギリなうえに従業員の大半がアルバイトなので、人手が足りないと空いているシフトを正社員が埋めなければいけません。

基本的に飲食チェーン店の人手が足りない時間帯は早朝・深夜の時間帯です。この時間の穴埋めを任されてしまうと、生活リズムが崩れるために体調も崩しやすくなってしまいます。

それに、働いているアルバイトが学生中心の場合、学園祭など学校行事の時期になると人手が足りなくなってしまいがちです。

そのために開店から閉店まで働かなければいけないこともあるので、飲食業界への就職は労働環境を見極める必要があると言えるでしょう。

次に挙げられるのが「広告業界」です。

広告業界は高学歴で無いと入社が難しく、この業界に憧れを持っている人も多いでしょう。

ただ、広告代理店はテレビ局と企業を繋ぐ役割を持っているため、スケジュールは基本的にクライアントのスケジュールが最優先です。それに加え、クライアントの接待も多く、なかなか自分の時間を確保しにくいです。

しかし、広告業界は華やかな業界なので、新卒には人気が高い業界でもあります。徐々に広告業界のブラック体質は改善されつつありますが、それでもかなり忙しい業界であることを理解して就活をすべきと言えるでしょう。

最後に挙げられるのが、「学習塾業界」です。少子化が進むと言うことは、学習塾業界にとって顧客が減るということでもあり、規模が小さい学習塾は閉鎖に追い込まれてしまっています。

学習塾の講師の仕事は授業の準備が大変なうえ、アルバイトの管理や教室の運営なども任されることから、かなりの激務です。

そのため、学習塾で働いている人の中には転職を考えている人も多いです。

しかし、学習塾の講師の場合、生徒の保護者に対して「先生」として接するので、目上の人に対するビジネスマナーが身に着きにくく、転職に失敗してしまう人が多数います。

ブラック企業は中小だけではない

ブラック企業は中小だけではない

ブラック企業が多い業界を見てみると、知名度が高い大企業でもブラック企業の可能性があることがわかります。

しかも規模が大きい企業ほど企業のブラック体質を改善するのに時間がかかるので、有名企業で待遇がブラックな場合はある程度労働環境が悪いことを理解して入社する必要があると言えるでしょう。

ただ、大企業の場合給与や福利厚生の面は世間一般よりも優れています。そのため、忙しさを取るか、報酬・社会的地位を取るかを考えたうえで就活をしましょう。

大企業で働いている場合は世間の人から大企業で働いていると言うだけで高い評価を得ることが出来ますが、中小企業の場合は劣悪な労働環境で働き続けてもメリットがありません。

福利厚生が良いなど自分がそこで働き続けるメリットがあるなら良いですが、そうでないことが大半です。

また、中小のブラック企業は働いている人の数が少ない分、働いている人が会社のトップの方針に洗脳されやすいと言えるでしょう。

そうなると、入社してしまった時に自分も会社のブラック思考に染まりやすくなってしまいます。会社のブラック思考に染まらないためにも中小のブラック企業は絶対に避けるべきと言えるでしょう。

求人で見極めることは出来る?

就活の段階でブラック企業かどうかを見極めるのはとても難しいです。しかし、見極めるポイントさえ押さえておけば、ブラック企業への入社を避けることが出来ます。

就活をしているとまずチェックするのは企業の求人でしょう。求人には就活生が企業を選ぶ基準となる企業の雰囲気や給与など、色々な企業に関する情報が記載されています。

就活生はこの情報をもとに応募する企業を決めますが、マイナスな部分をプラスに捉えられるように記載することでブラックな体質を隠していることも多いため注意が必要でしょう。

特に新卒社員が引っかかりやすいのが「20代・若い人が中心」という内容です。

同世代の先輩が多いと思うと安心出来ますが、逆に年齢が高い社員が少ないということは、ある程度の年齢になると辞めてしまう人が多いと捉えることも出来ます。

若い社員が多くて年齢が高めの社員が少ないということは、上位ポジションが埋まっているためにある程度の年齢になると出世を諦めて転職してしまう人が多いと言えるでしょう。

このような企業は年収が上がることも期待出来ないので応募しないことをおすすめします。

「アットホームな雰囲気」と求人で強調している企業も多いです。馴染みやすい雰囲気で良いと感じる人もいるでしょうが、このような求人も要注意と言えるでしょう。

会社全体が仲良しという雰囲気を強調している企業の場合、会社のイベントや飲み会が多く開催されていて、上司との付き合いが多い可能性が高いです。

休日は仕事から離れてリラックスしたい人も多いでしょう。色々な人と話すことが好きな人にはむしろおすすめですが、それが苦手な人はこのような求人も避けることをおすすめします。

また、求人の内容だけでなく求人の掲載頻度もブラック企業かどうかを判断する大事な材料と言えます。

このような企業は辞めていく人の穴埋め要員を常に求めていることから常に求人を掲載している可能性が高いです。頻繁に人が辞めていく企業はブラック企業である可能性が高いと言えるでしょう。

このような企業に応募をしないためにも、就活サイトなどを駆使してしっかり情報収集をすることが大切です。

面接で色々聞いてみることも大事

面接で色々聞いてみることも大事

ブラック企業を求人だけで判断することは難しいと言えるでしょう。そのため、企業に実際に赴いて人事担当者から話を聞くことが出来る面接で積極的に質問することはとても大切です。

ブラック企業かどうかを判断するのに良い質問としては、給与の内訳を聞いてみると良いでしょう。

ブラック企業の場合、残業代に関して、一定の時間までの残業代を固定にする「固定残業代」というシステムを採用していることが多いです。

例えば固定残業代が30時間まで・5万円と決まっていれば30時間までならいくら残業をしても5万円しか支給されません。

まだ30時間で5万円なら、時給が1,000円を超すので良いかもしれませんが、ブラック企業の場合、固定残業代の時間が異様に長く設定されており、固定分以上の残業代を支給しないようにしていることが多いです。

また、固定残業代を含んだ金額を月収として求人に掲載していることも多いため、給与に固定残業代が含まれているかどうかをしっかり確認しましょう。

ブラック企業かどうかを面接で判断するにあたって、実務について聞いてみるのもおすすめです。

実務について聞いても曖昧な返事しか返ってこないと、人事担当者が実務を理解していないもしくは外部に実務内容を話すことが出来ない場合が多いです。

人事が実務内容を理解していないのは現場と人事の連携が出来ていない証拠でしょう。それに、外部に実務内容を話すと企業が不利になるような企業はブラック企業である可能性が高いです。

このように面接の質問でもブラック企業かどうかを判断することが出来ます。面接では下手に出てしまいがちですが、ブラック企業へ就職しないためにも積極的に自分がわからないことを質問しましょう。

ブラック企業を避けて楽しい社会人生活を送ろう!

ブラック企業を避けて楽しい社会人生活を送ろう!

就活の場合、「採用してもらう側だから」と思って下手に出てしまう人も多いです。

しかし、社会人をスタートする最初の企業は自分の人生に大きな影響を及ぼすので、ブラック企業で1年目を迎えてしまうと、仕事に縛られてしまって、自分が描いていたライフプランを実現出来なくなってしまうかもしれません。

充実した社会人生活をスタートするためにも、情報収集をしっかり行い、企業にとって都合が悪いことであっても積極的に質問することでブラック企業への就職を避けましょう。

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